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いつか独立開業したい!そのために知っておきたいオフィス選びのこと

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将来独立を考えている人にとっては、オフィスをどこに構えるか、どんなオフィスにするのかを決めることはとても重要です
将来独立を考えている人にとって、オフィスを構えることも重要な課題の一つ。

日本では年間10万以上の会社が新しく生まれています。非常に多いように感じますが、労働者人口がおよそ6,500万人以上いることを考えると、起業するのはわずか0.2%以下であることが分かります。1年で起業するのは、実に500人に1人以下しかいないのです。

「いつか独立したい」

その思いを実現させるには、ビジネスモデル、資金計画などを考え切ることが重要です。絵に描いた餅ではなく、計画にリアリティを吹き込まなければなりません。計画を考える時に、非常に重要なのに、漏れがちなのが「オフィス」のこと。登記は可能なのか、会社が急成長した時の対応はどうするのか、敷金礼金などの初期費用の扱いは、など、考えなければいけないことはたくさんあります。物件によっては契約時に保証金として家賃の10か月分がかかるところも。会社の将来に大きく影響するオフィス。起業時こそ、しっかりと考えておくべきです。

起業時に初期費用が大きい物件は「銀行借り入れ」ができてから

一般的な賃貸オフィスは、初期費用として月額家賃の5~10か月取られることがほとんど。この金額、起業時には現実的ではありません。たとえ資本金をある程度準備できていたとしても、家賃の数か月分もの金額を眠らせておかなければならないなんて、独立起業した会社ではまず無理な話です。

では初期費用が大きな物件は、どういった状況になったら借りられるのでしょうか。それは「銀行借り入れ」を行い、事業を大きく拡大するときです。銀行借り入れするには、営業利益が出ている、売上が急成長している、創業から2期が経過しているなど様々な要件があることがほとんど。起業するときには主に自己資金と、借入するとしても日本生活金融公庫などを活用し、その資金は事業を伸ばすことに使いましょう。

ハイグレードビルは憧れますが、莫大なコストがかかります。まずは身の丈に合ったオフィスを借りましょう。
憧れのオフィスに賃貸で入るのはもう少し先の話…

選択肢はSOHO、コワーキングスペース、シェアオフィス、サービスオフィス

それでは起業するときはどんなオフィスを選ぶべきでしょうか。選択肢として考えられるのが、SOHO、コワーキングスペース、シェアオフィス、サービスオフィスです。

どの選択肢も初期費用が少なく済みます。もちろんそれぞれにメリットデメリットがありますので、どういった会社を目指すのか、どのくらいのスピードでの成長を目指すのかなどによって選び方が変わってきます。

完全個室ながらも柔軟性が低いSOHO

SOHOとは、もともとは「Small Office Home Office」の略で、住居の一部をオフィスとして使うことを指しています。そこから転じて、今では住居用物件、マンションなどを借りてオフィスとして利用することもSOHOと呼びます。

SOHOの良いところは、完全個室であることです。そのため、電話が多い業種などは重宝するでしょう。逆に、コワーキングスペースやシェアオフィスは電話するスペースが限られていたり、物件によってはそもそもなかったりします。

デメリットは、来客対応が弱いこと、初期費用が高いこと、事業の拡大に対して柔軟な対応が難しいこと、そして無駄なスペースが多いことです。
あくまでもマンションですので、グレードが高い物件であっても、来客からすると違和感を感じられてしまうでしょう。また、一般的な賃貸オフィスよりは初期費用は低いものの、敷金や礼金、保証金などを含めると、初期費用として月額の4~7か月分が必要で、起業時には大きな負担になります。そして、人数が増えたときには、コワーキングスペースやレンタルオフィスと異なり、執務室を手軽に拡大することができず、新たに引越す必要があります。最後に、住居用物件であるため、グレードが上がれば上がるほど、キッチンやお風呂など、通常の会社では重要でないスペースが大きくなり、家賃の無駄が増えます。

SOHO物件で特に注意しなければいけないのが登記可能かどうかです。SOHO利用が可能でも、登記不可の物件も多数あります。大家さん、管理会社と揉める原因にもなりますので、事前にしっかり確認しましょう。

コスト削減のためにSOHO物件を借りる社長も多いです。しかしあくまでも住居用なので、オフィスとして使うには結局内装工事費など掛ってしまうことも
「住居用物件を選ぶ会社は成長速度が遅い」と断言する投資家も多数いるのだとか

オフィス機能不要ならコワーキングスペース、シェアオフィスもあり

コワーキングスペース、シェアオフィスのメリットはなんと言ってもその手軽さにあります。入居審査もほとんどなく、1か月からの契約ができるところがほとんど。家賃は一人当たり数万円から。オフィス家具やネット環境も完備されており、まさに至れり尽くせり。人数が拡大しても、契約するデスク数を増やせばいいだけなので、非常に柔軟性が高いのです。

一方でコワーキングスペース、シェアオフィスの大きな欠点は、個室としての機能が非常に弱いことです。執務スペースは大きなフロアに机が並べられていることが多く、利用者からは「大声でいつも電話している人がいて、非常に迷惑」という声をよく聞きます。規約上、執務スペースでの電話を禁止していなかったりすると、業務電話の注意はできず、非常に大きなストレスになります。
また、セキュリティ面でも注意が必要です。貴重品やノートPCなどを毎回持ち帰る、ロッカーで保管するなどはもちろん、何か紛失しても対応が難しいケースがほとんどでしょう。

また、来客対応についても弱さがあります。コワーキングスペースの良さは気軽であること。出入りはほぼ自由で、受付も簡易的なものになっています。非常にオープンな作りになっている分、士業の方、不動産や証券など金融の方、コンサルティング業務の方には適さないかもしれません。

オシャレな空間が多いコワーキングスペース、うまく使えば創業時の強い味方になってくれます

一流テナントを手軽に使える、サービスオフィスという選択肢

あまり耳にしたことがない「サービスオフィス」という言葉。サービスオフィスは、コワーキングスペース、シェアオフィスよりも個室性を高め、一流ビルで、受付や秘書などのサービスが付加されたもののことを言います。もちろん、オフィス家具やネット環境、プリンターなども完備されており、設備としてはほとんどのコワーキングスペースよりもサービスオフィスのほうが整っています。

サービスオフィスとは?

ハイグレードな一流ビルが主流

コワーキングスペースやシェアオフィスが、やや古いビルをリノベーションして作られていることが多い一方で、サービスオフィスは一等地にあるハイグレードビルを使っていることがほとんどです。例えばこちらの大手町ファーストスクエアイーストタワー。なんと、大手町駅直結なんです。そんなビルを、1人~利用可。もちろん家具やネット環境、受付サービスなども完璧です。

大手町ファーストスクエアイーストタワーは大手町のビル群の中でも目立つような大規模ビルです
日本の大手企業が集まる大手町駅、なんと直結「大手町ファーストスクエアイーストタワー」

個室もフォンブースも充実、拡大も手軽に

サービスオフィスの特徴である個室(サービスオフィス内にもコワーキングスペースがあるケースも多いです)。個室であれば自分たち好みの空間を作ることができます。ビルグレードが高いため、個室の雰囲気も良く、例えば面接に来た学生や求職者の方をお通しするときも、良い印象を与えることができるでしょう。

丸の内パシフィックセンチュリープレイスは一面ガラス張りで大手町のビジネス街を一望できます。
大手町駅直結、丸の内パシフィックセンチュリープレイスの個室風景。全面ガラス張りで天高なので、素晴らしい解放感。お一人からご利用可能なお部屋もあります。

1人で起業するときは、サービスオフィスのコワーキングスペースや、小さな個室を利用し、拡大するときには2~3名の部屋、そして4~5名の部屋へと移転していく。そうすれば住所変更も必要ありませんし、従業員も引越することで通勤の負担が増えることもありません。そういった拡大の容易さも、サービスオフィスの特徴です。

サービスオフィスのデメリットは、坪単価を考えるとSOHO物件やシェアオフィスよりも割高なことでしょう。今後の拡張の手軽さや、初期費用が気にならないのであればSOHO。ビルや執務エリアのセキュリティ、使い勝手、格調などを気にしなければシェアオフィス。ビルグレード、立地、受付サービスなどにメリットを感じられる方はサービスオフィス、という選択肢が良いかもしれません。

サービスオフィスをお探しであれば、日本で最も取り扱い物件数が多い弊社まで、お気軽にお問い合わせください。仲介手数料無料で、多くの物件の中からあなたにあう、最高の物件をご提案させていただきます。

この記事を書いた人
坂本正
坂本正
フリーランス

大学卒業後、中堅のIT企業で2年間サラリーマンを経験。その後独立起業してウェブ制作会社を立ち上げるも資金繰りに失敗し、一度クローズ。今はフリーランスとして活動する1990年生まれ。

妥協でない、
「サービスオフィス」だからこそ
選ぶべき価値がここにあります。
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